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水切りヨーグルト、究極の作り方2つ&ホエーの活用方法

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水切りヨーグルト、作ったことありますか?
作ったことはなくても聞いたことはあるという人も多いのではないでしょうか。

いわゆるビヒダスとかブルガリアみたいなプレーンのヨーグルトから、水分だけを抜いて抜いて、固くギュっとなって濃厚でねっとりしたヨーグルトのことです💁🏻

あっさりしたクリームチーズみたいでおいしいんですよね😍

ただズボラな私にとっては、洗い物が増えたり手間がかかったりするのが苦痛で、「じゃあそのままヨーグルトとして食べたらいいじゃん」という思考になってしまうこともしばしば。

そこで、手間と洗い物を極力排除した、
楽ちん水切りヨーグルトの作り方2パターンをご紹介したいと思います。

ズボラな私がたどり着いた、可能な限りラクを追求した手順なので、めんどくさくて作ったことないという人にも試してみていただきたいです👍

さらに!
出来た水切りヨーグルトのおいしい食べ方と、微妙に困るホエー(ヨーグルトから出る水分)のおすすめ活用方法も最後にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

水切りヨーグルトの作り方、2パターン

どちらも極力楽して作れる作り方ですが、

1つ目にご紹介する作り方は、《コーヒードリッパー》と《紙フィルター》が必要です。
そんなもんねえよ!という方は、事前準備のあと、2つ目の作り方に進んでください。

事前準備:ヨーグルト容器を寝かせる

まず、スーパーでよくあるビヒダス、ナチュレ、ブルガリアみたいな、400gのプレーンヨーグルトのパックで作る想定とします。

急ぎの場合はすぐに作り方の工程に進んでいいのですが、特に急いでいないという人は、”事前準備”をしておきましょう。

やることは、
ヨーグルトの容器をそのまま横に倒して、冷蔵庫に置いておくだけ!

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これだけで実は、自身の重みでヨーグルトからかなりの水分が抜けて、けっこう凝縮されます😆
1日くらい置いておくと、開けた時にかなりホエー(水分)が増えて、ヨーグルトの体積が減っているのが見てわかると思います。

※ただしこの横に倒す方法は、中蓋を開封していない場合に限ります!
中蓋を開けちゃった場合は、横に倒すとこぼれるので、ちゃんと縦にして置きましょう👍

ただ、若干の時短になるくらいの違いなので、
この事前準備はやってもやらなくてもどっちでも大丈夫です(笑)

↑横倒しにして1日置いておいた様子。
ちょっとスペースができて、ホエーが溜まっているのが見えます。
スプーンですくった感じも、ちょっと固形に近づいてます。

作り方①:コーヒー紙フィルターで作る

うちはダイソーの100円の、2〜4杯分のコーヒードリッパーと紙フィルターを使っています。
台形型で、穴が4つあいているドリッパーです。(下に写真あります)

【1】まず、紙フィルターをセットしたドリッパーを、コップやマグカップなどに置きます。

できれば、ドリッパーを乗せた状態で冷蔵庫に入る高さのものを選んだほうがいいです。
事前に、冷蔵庫にすっと入るか確認してから次に進みましょう。

また、けっこう水分が落ちるので、あまり小さいコップ・マグカップはやめましょう。

【2】ヨーグルト容器を開けて、ヨーグルトだけをドリッパーに移していきます。
極力、ホエー(水分)は容器に残したまま!ヨーグルトとホエーが混ざらないように、そーっとヨーグルトをすくい上げてドリッパーに移します。

でも、そんなに神経質にならなくても大丈夫です😊

※ヨーグルトの外蓋は捨てないで置いておきます。
※ヨーグルトと水分が混ざり合ってる(水分が透明じゃない)場合は、半日くらい冷蔵庫で置いておくときれいに分離すると思います。
※容器の底の方、どうしても水分とヨーグルトが混ざってすくいきれないと思いますが、固形がすくえるところまでで大丈夫!

【3】ヨーグルトを全部移せたら、ドリッパーごと元のヨーグルト容器に乗っけます

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ちなみに、先述のダイソーの2〜4杯分のドリッパーに400gのヨーグルトをほぼ全て移した状態が、↑これ。

かなりなみなみですが、大丈夫(笑)こぼさないように気をつけて・・・

さらに、最初にドリッパーを載せていたカップに溜まったホエー(水分)を、ヨーグルト容器に戻します。
(カップはまだ使います)

【4】ラップをそっとかけて、10分〜30分くらいそのまま置きます。

あまりにもナミナミなので、ちょっとカサが減って落ち着くまでこのまま放置します。
また、ラップをかけるのも憚られるくらいギリギリのときは、10分程度置いて水位(?)が下がってからラップしましょう。

※溢れそうでなければ、次に進んで大丈夫です。
※夏場は高温のところに放置しないようにしてください。

【5】ドリッパーを先ほどのカップに再度乗せて、冷蔵庫に入れます。

そのままほったらかしにしておけば、カップにどんどんホエーが溜まっていきます。
ヨーグルト容器の方は、蓋をしめて冷蔵庫で保管します。

今のところ、洗い物はヨーグルトをすくったスプーン1本のはず!(笑)

そうしてしばらく置いておくと、水分がどんどん下に落ちて、こんな感じにヨーグルトがしぼんで硬くなってきます。

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紙フィルターからも、ぺろっと簡単に剥がれるので、無駄も少ない!

【6】お好みの固さで保存容器などに移して完成です🎉

カップに溜まったホエーは、ヨーグルト容器に流し入れて、冷蔵庫で保存します。

もっとカチカチねっとり超濃厚な水切りヨーグルトがお好きな方は、
再度新しい紙フィルターに移して放置すれば、さらにぎゅっと濃縮された水切りヨーグルトができます。

ちなみに作業始めてから4時間ほどで↑の写真くらいになります。
このまま夜まで置くとかなり固めに濃縮されますし、途中で新しい紙フィルターに変えれば、さらにぐんぐん水分が抜けていきます。

作り方②:キッチンペーパーで作る

こちらはキッチンペーパーとタッパーだけでできます!

【1】タッパーにキッチンペーパーを2枚敷いて、ヨーグルトをその中に移します。

ヨーグルトの容量より大きいタッパーを使います。深めのお皿でも大丈夫!

こちらも、極力ホエーはヨーグルト容器に残したまま、ヨーグルトだけをすくってキッチンペーパーの上に乗せていきます。

【2】ペーパーでヨーグルト全体を包んで、冷蔵庫で寝かせます。

折り紙のようにぺたんぺたんと四隅を折り返しておきます。

ヨーグルト全体が隠れなくても大丈夫ですが、全ての面がペーパーに触れていた方が水分が吸収されやすいので、ペーパーに余裕があるなら1枚2枚追加するとなお良しです。

冷蔵庫で2〜3時間寝かせます。

【3】ペーパーを交換するか、絞って水分を抜きます。

しばらく置くと、キッチンペーパーがぐっしょり重くなっていると思うので、一度ヨーグルトから紙を剥がします。(タッパーにヨーグルトをぼとんと落とせばOKです)

キッチンペーパー何枚使っても平気!という人は、新しいキッチンペーパーに変えてあげましょう。
ぐんぐん残りの水分を吸い取ってくれると思います。

ちょっともったいないな〜という人は、剥がしたペーパーをぎゅっと絞って水気を切れば、再利用できます!

もちろんきれいな手で絞ってくださいね☺️
この場合は、途中でもう1回くらい絞ってあげたほうがいいかもしれません。

【4】お好みの固さでペーパーを剥がして完成です🎉

※ペーパーを絞って再利用する場合は、衛生的に念のため、あまり長い時間置かないようにしましょう。
手をきれいにしても、常在菌のついた手でぎゅーっとしたペーパーに1日以上なまものを包んでおくとよくない気がするので😅

それぞれの良い点と悪い点

コーヒーフィルターでの作り方だと、
ほとんどほったらかしで、途中で紙フィルターを変えなくても結構濃厚な水切りヨーグルトになります。
またホエーがたっぷり残るので、最大限活用できて無駄がなくお得です!

ただし、コーヒードリッパーや紙フィルターがないと出来ないのと、洗い物が若干増えます。

また、冷蔵庫で場所を取るので、高さを確保するのが困難なときなどはちょっと困りますね。

キッチンペーパーで作る方法は、
手は(ペーパーを変える時に)少し汚れますが、洗い物がほとんどないこと、冷蔵庫でも省スペースなこと、また特別なツールがいらないので手軽にできることが良い点ですね☺️

ただし、ホエーはほとんどキッチンペーパーに吸い取られてしまうので、ホエーまで無駄なく活用したい人には、ちょっともったいなく感じるかもしれません。

途中でペーパーを変える手間をどう捉えるかも関わってきますね。

水切りヨーグルトのおいしい食べ方

さて、出来上がった水切りヨーグルトのおすすめの食べ方について。
そのまま食べてもおいしいのですが、ダントツのおすすめは、クラッカーに乗せて食べること!

まず、元はプレーンヨーグルトなので甘みがありません。
なので、水切りヨーグルトを半分に分けて、片方に砂糖とお好みでレモン汁を混ぜ、甘いVer、甘くないVerを作ります。

甘くない方は、トマトやハムやツナを乗せて、おかず的な感じ。
甘い方は、フルーツやジャムを乗せてデザート的な感じ。で二通り楽しめます!

クリームチーズの方が濃厚ですが、軽めの味でおいしいんですよ〜😚

あとは食パンに乗せてもおいしく食べられます

甘い方でも甘くない方でも、たっぷり塗ってはちみつorメープルシロップをかけるのがおすすめ。
もしくは果肉感多めのジャムを乗せても、とってもおいしくてリッチな朝食になります✨
サンドイッチに挟んでもいいかもしれません。


↑これはコーヒーフィルター方式で8時間くらい置いて、レモン汁と砂糖を加えたもの。
水分を加えたのでやや緩くなりましたが、パンに塗るのにちょうどいいくらいの固さがあります♬

残ったホエー(水分)の活用方法

ヨーグルトから出るホエー=水分は乳清と言って、
めちゃくちゃ栄養価が高いらしく、捨てるのはあまりにももったいないです!

しかし私は長年活用方法に困っていました。
昔は、コンソメと塩こしょうと水で、ホエースープを作ってたんです。
キャベツ・ハムかベーコン・人参・玉ねぎで野菜スープにするのですが、栄養たっぷりで健康にはめちゃくちゃいいだろうと思っても、けっこう独特なにおいのスープになるんですよ。

おいしいんですけど・・・ツーンとする・・・なんとも言えないにおい。

もしかして、ラー油とか入れて辛い味にしたら、サンラータンみたいな感じになるのかも。
でも私にはそのアレンジ力がなく、試したことはありません😅

スープはかなり好き嫌いがわかれる感じがしたので、少し前に試してみたホエードリンクが、大当たりでした!
めちゃくちゃおいしいし、すぐなくなるので、これがおすすめです!🎉

作り方は簡単で、
ホエーがヨーグルト容器半分(200ml)くらいとすると、

《砂糖大さじ2(はちみつでもOK)・レモン汁大さじ1》をヨーグルト容器に加えてよく混ぜ、コップに移して、《半量〜同量くらいの牛乳》で割るだけ!

あっさりさっぱりした飲むヨーグルトみたいな味になります。
そりゃ元はヨーグルトだもんね、乳成分戻したらヨーグルトになるよな、という感じですが(笑)

カレーの時に作ったら、ラッシーみたいな感じでぜったい美味しいと思います。
ぜひお試しください!

:::まとめ:::

よく作る方からしたら今さら・・・って感じかもしれないですが、
めんどくさそうだから作ったことない、という方がいたら、洗い物や手間を極力排除したズボラな方法なので、ぜひ一度試してみていただきたいです☺️

私はスーパーでヨーグルトが100円くらいになっている時にまとめ買いして、気が向いたらたまに作ります!
いつもとちょっと違ったヨーグルトが食べたいときなどに、お試しください♪