今回は、「ソニックフロンティア」というゲームをレビューします!
※未プレイで楽しみにしている方、ネタバレにご注意下さい。
まず、このソニックという青いキャラクター。
「ソニックシリーズ」のゲームを遊んだことがある人には馴染みがあるでしょうが、
私は「見たことはあるけどこれ何?」的な認識でした(笑)
このことが、このゲームの印象全体を左右する大きな要因に・・・
<ソニックフロンティア>を遊んだ感想
意味不明なまま終わった
ハッキリ言わせていただくと、
基本的に意味不明。
操作中も、ストーリーが進んでも、常に「?????」という感じです(^^;)
全体的に、何をやってるのかわからない。
そもそも誰?この人たち。
「みなさんご存じの!」みたいな感じで新しいキャラがどんどん現れるんですけど、
さもミッキーやマリオかのように、当然のように登場して話が勝手に進んでいくんですよね。
まあ、そういう感じで始まって徐々に理解できてくるゲームもよくありますけど、
それにしてもこのゲームは終始「????誰これ?何いまの?どういう意味?」感が強すぎる。
少しでもキャラクターの説明とか世界観の説明があったらもう少し馴染めたかもしれないです。
あと、完全に私個人の感想です。先に謝っておきます。
キャラクター、特にソニックが、生理的に受け付けない。
なんか、話し方とか会話の流れとかノリがすごくイライラする・・・(個人の感想です)
永遠にしっくり来ない感
「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」も、
最初わけがわからないまま、だだっ広いフィールドに放り出されて、「え?え?何すればいいの?」ってなるんですが、
徐々に世界の仕組みが自然と掴めてきて、やることがハッキリしてきて、「あ、なるほど!そういうことか!OK!」という感じでだんだんその世界に没入していけるように造られているのに、
ソニックフロンティアは永遠に馴染めなかった・・・
いや、操作の仕方とかやることは掴めてくるんですよ、慣れれば。
でもスッキリしないというか、「ああ~、そういうこと?へぇ・・・」というか。
スっと納得できるという感覚がないまま進んでいって、そのまま終わりました。
あと、全てが唐突。
唐突に始まって唐突に終わる謎のストーリーが本当に意味不明でした☔
翻訳苦手な人が外国語を翻訳したのか?っていうくらい、ついていけませんでした。
何をするゲーム?
このゲームはオープンワールドというもので、
陸のある限り(ほぼ)自由に好きなように好きなところまで走っていけて、好きなように行動できる。自由度の高さがおもしろいゲームです。
空中や陸の無いところにまで様々なギミック(主にレールとかバネとか)があって、それでものすごいスピードで疾走したりビヨンビヨンビヨンと弾き飛ばされたりしながら、何種類かある必要なアイテムを集めていって、
それぞれを必要数集めたら、話が進んだり、ボスと戦ったりする流れです。
また、ちょっとした謎解きをして、マップを広げていくという作業もあります。
あと、何か所かそのフィールドとは別空間にある面?コース?ステージ?みたいなところがあって、
とにかく猛スピードでダッシュしまくって、走り回り、飛び回り、ゴールを目指すというものです。
コイン何枚とか、何秒以内にクリアとか、タスクが設定されているのでこれはまあまあ楽しく遊べました。
ゲーム全体で5つの島があり、それぞれの島で最終的に「スーパーソニック」という黄色いハリネズミになってラスボスみたいなのと戦い、倒すと次の島へ行けます。
ゼルダの伝説とエヴァンゲリオンを足した感
なんか何やってても「これゼル伝(ブレスオブザワイルド)じゃん」的な要素が多かったですね。
時間が朝から夜へと流れていくことや、天気が晴れから雨など移り変わっていくこと。
数日に1回、なんかよくわからないフィーバータイムみたいな夜が来るのですが、
ゼル伝の「また・・・赤き月の時が来ます・・・(ゼルダ)」の時みたいに、倒した敵が復活するという設定。
ココっていう謎の生物がフィールドに紛れていて、それを集めていくと、最終的にココの長老にステータスをMAXまで上げてもらえるという仕様。
(ゼル伝でいうコログ。雰囲気もしゃべり方もそっくり)
・・・もしかしてゼル伝の時点ですでに何かのパクリだったのか?
これがオープンワールドのゲーム全般の常識だよ!と言われたら、「あ、そうだったの?」という感じですが、
あまりにも随所に既視感があって不思議な気持ちになりました。
同じオープンワールドと言っても、
グラフィックは全然ゼル伝の方がきれいだし作りこまれています。
ソニックフロンティアの、「相当近づかないとギミックや障害物が表示されない」仕組みをまずなんとかしてほしい。
あと、敵やボスが全体的にエヴァンゲリオン感満載!
私はそこまでエヴァに詳しくないですが、第一印象は完全に「え、これエヴァ?」
ゼル伝とエヴァの制作をしてたひとがソニックの制作にも参加してるんですか?
というレベル。(個人の感想です)
音楽はなかなか良い
文句ばっかり言ってますが、
内容のわりに、音楽がなんか気合入ってるなという印象でした。
通常のフィールドにいるときはなんか物悲しい感じの音楽がしっとり流れているのですが、
ステージ(別空間でゴールを目指すやつ)内でのBGMは、ノリノリで疾走感のある良い感じの曲が多くて、なかなかGoodでした。
あと、スーパーソニックになって各島のボスと戦うとき、
ワンオクの歌が流れるんですよね👀
これにはちょっとびっくりしましたが、これが結構かっこいい。
スーパーソニックになるときのバトルって、画面がものすごく”引き”になって、空間が一気に広くなり、ソニックがちっちゃくなります。
なのでものすごく操作しづらいのですが(笑)
歌のおかげで雰囲気はめちゃくちゃかっこよくて、良い感じになってます。
難易度は?
そもそも、めちゃくちゃ操作しづらいです。
私が下手なだけだと思いますが、思うように全然動かせないし、慣れない。
ゼル伝とかも、操作が難しくて慣れの要素がかなり大きいですが、しばらくプレイすれば思うままに動き回れていたのですが・・・
敵は、そこまで強いわけでもなく、
何度チャレンジしても勝てない~~~!という感じでは全くないです。
コツとタイミングを掴めたら、そこそこの回数で倒せるレベルの難しさでした。
マップを広げるための謎解き要素は、びっくりするくらい簡単すぎて、
ここがもうちょっと凝ってたらな~という感じでした。
レールやバネなどのギミックは、思ってもない遠くの場所に飛ばされたりするのでイライラします(笑)
総合して、小さいお子さんにはちょっと難しいかもしれないけど、
ある程度ゲーム慣れしているお子さんなら「難しくてクリアできない」ってことはないと思います。
最後まで意味不明(2回目)
※ネタバレになるかもなのでご注意を※
ストーリーの中で、完全にエヴァの綾波みたいなかわいい女の子と、謎の宇宙人が出てくるんですけど・・・
散々こすり倒してきてそこ触れないで終わるの?!
え、何かないの?!言及しないの?!いやなんとなくはわかるけどさ!
もうちょっと答え合わせ的なハッキリさせるやつないの?!
という感じで終わりました(笑)
すごく消化不良というか、「え、終わったの?👀ポカーン」みたいな読後感(?)。
でも、全編通して意味不明だったので、ショックとかではないです。
率直な感想として、「まあどうでもいいけど」と思いました。
まとめ:評価は★★☆☆☆
正直なところ、こんなによくわからないまま終わるゲームも、
こんなに楽しめなかったゲームも初めてでした😂
なんかすごい悪口みたいになってしまいましたが、
批判するつもりは全くないです。
私にはまったく合わなかったけど、ソニックを昔から知っている人にはおもしろいゲームなのかもしれない。
というかソニックというゲーム、もともとこういう感じなのかもしれない。
一応最後までプレイしましたし、
良い点もあるにはあるので★2つとしました!
- 良かった点:疾走するのは確かに気持ちいい。そして音楽はよい。
- 悪い点:基本的に意味不明。
私個人としては、「よほど暇な人はやってみるのもアリなんじゃないかな?」
というくらいのおもしろさでした・・・
ソニックが大好き!という方が読まれていたら、本当にごめんなさい。
たぶん私がソニックを知らない&ゲームが下手なせいです。
あと注意なのが、めちゃくちゃ画面酔いしました!⚠
画面酔いしやすい方は要注意です。