今回は「スーパーマリオ オデッセイ」のレビューです。
私は子どものころ、ゲームをあまりさせてもらえなかったのですが、
そんな私でも馴染みがあるのが安定のマリオシリーズ👍
しかしパッケージを見ると、なにやら赤い帽子に顔が・・・
ゲーム内容を読んでも、どうやら私の知っている横スクロールのゲームではなさそう・・・
なぜかこういう、本線からずれた、オリジナルキャラとかが出てくるゲームが苦手な私は、当初ちょっとこのゲームを敬遠して、全く期待していませんでした。
しかし、正直に言います。
めちゃくちゃおもしろかったです。(大声)
<スーパーマリオ オデッセイ>を遊んだ感想
いろんなリアルな世界を旅できる
ストーリー的にはいつもどおり(?)、
クッパがピーチ姫をさらって結婚しようとするので、マリオがそれを追いかけます。
「オデッセイ号」という飛行船にのって”各国”をまわり、「月(=燃料?)」を集めて船のパワーを貯め、また次の国へ渡り・・・という感じです。
今までのマリオの世界観と全然ちがうと感じたのが、
フィールドがめちゃくちゃリアルで現実的なところ!
現実的と言ってもゼル伝ブレワイみたいな感じでは全くないのですが、
ファンタジー感控えめで、リアリティがあって、とにかく「マリオの世界観」とは別物みたいに感じます。
特にそう感じさせてくれるのが、ゲームのパッケージでも象徴的な、
ニューヨークみたいな超巨大都市の国!!
チェルシーみたいな赤レンガの建物から、フラットアイアンビルやロックフェラーセンターのようなビルもあり、NYと言えば~な黄色いタクシーが大量に走っているなど、NYの再現度のすごさはもちろんのこと、
ふつうに「人間(デフォルメされてない)」がマリオと同じ世界で生活しているのがめちゃくちゃ不思議な光景!(笑)
高層ビルの上まで行けちゃうし、そこから少し低いビルの屋上にあるカフェに飛び降りたりできるし、
もう散策するだけで本当にたのしいです。
ほかにもジャングル、砂漠、ビーチなどいろんな国があって、どれも景色を見ているだけで、絵面が楽しい。
やりこみ要素も多く、芸が細かくて本当に飽きないです。
自由自在に走り回れる
横スクロールでも、コースが決まっているわけでもないので、
好きなところへ好きなように走って行けます。
ふつうにプレイしていると見えない、崖の裏とか、ビルの鉄骨の中とか、すみずみまで調べないとアイテムをコンプできなかったりするので、
本当に端から端まで走り回ることになります😂
横も縦もどこでも自由に行ける爽快感!
たどり着いた国で、初めは障害物があって行けない場所が多かったりするのですが、
ストーリーを進めて問題を解決したり敵を倒したりすると、行ける範囲が広がります。
全体的に、謎解きみたいな要素が多くて、これがとっても楽しいです✨
(一部、平面になったり横スクロールになったりというギミックもあり、飽きないです)
ちなみに、
私はこのゲームも「オープンワールド」の一種だと思っていたのですが、
どうやら全然ちがうみたいです(^^;)
「○○の国」と「△△の国」を移動するときに、境目がある(画面が切り替わる)なら、それはオープンワールドではない。
オープンワールドというのは、現実世界みたいに、街と街、国と国との境目がつながっていて、途切れることなくこっちの端からあっちの端まで歩いて行ける世界。
ってことですかね🤔
帽子の使い方
基本的には、
①投げて敵や物に当てる
②投げて、ホバリングしてる間に飛び乗って遠くまでジャンプできる
という感じで帽子を活用するのですが、
もう一つの使い方が、
③投げたものに憑依する というもの。
帽子を投げて、憑依して、操る。
ってなんかめんどくさそう・・・と思ったのですが、これがなかなか上手いこと考えられています✨
例えば、生身のマリオではどうやっても届かない高いところに行きたいとき、
足がビョーーンと伸びる敵に帽子をなげて憑依し、十分な高さのところで憑依を解除して着地。
明らかに壊せそうな壁があるけど壊すすべがない、というときは、硬い敵に帽子を投げて憑依して、体当たりで壊せる。
という感じでどんどん攻略しながら先へ進んでいきます。
めっちゃ便利です。
何に帽子を憑依させるかは、結構わかりやすくなっているので、
先に進めなくなったり、どうやっても届かない場所にアイテムがある時など、
よくよく周りを見ると明らかに憑依させるための物や敵がいるので、「ああ!こういうことか!なるほどね~!」という感じでスッキリさせてくれます(笑)
操作・内容はむずかしい?
操作性については、
ふつうのマリオみたいに、ジャンプ!ダッシュ!みたいな単純な操作ではないので、
慣れるまでちょっとむずかしいかもしれないです。
でも、そこまで複雑な動作があるわけではないので、
ふつうに遊んでいたら感覚的につかめてくると思います。
ブレワイの操作に慣れることに比べたら、ずっと簡単です^^
ゲームの難易度については、
ボス戦などはちょっと苦労するかもしれませんが、基本的には「マリオ」なので楽しく遊べる範疇だと思います。
何回やってもクリアできない!どうやっても先へ進めない!
みたいなことはめったにないと思いますが、小さいお子さんや苦手なひとのために、「おたすけモード」というものがあって、行き先をわかりやすく示してくれたりもするようです。
やりこみ要素がすごい
次の国へ次の国へとストーリーを進めていくのはもちろん、
それ以外のアイテム収集とかちょっとしたミニゲームがたくさんあって、クリア後も延々と遊びました!
ゲーム自体の難易度は上に書いた通り、そこまで難しくはないですが、
各国に隠されたアイテムを全部コンプリートするのはけっこうな労力でした😅
でもそれがめちゃくちゃたのしい・・・!
中でも私がいちばん楽しかったのが、
「絵」を頼りに別の国にアイテムを探しに行くという遊び(?)。
プレイしていると、なんの脈絡もなく急に変な「絵」が、目立つような目立たないような壁にしれっと配置されているんですね。
最初は「なにこれ?どういう意味?」という感じなんですが、
後々になって、「ああーーーー!そういうことか!!」となって、めちゃくちゃ楽しくて一番印象に残ってます(笑)
もっとたくさん用意してほしかった!!
とにかく、やりこみ要素が多いのと、
さらにクリアしたと思ったらまた続きがあったりして、かなり長い時間遊べました。
二人でプレイできるけど・・・
このゲームはふたりプレイ対応なので、
ジョイコンをわけて、マリオ&帽子としてふたりで遊べます。
が・・・
帽子だけでできることがすごく限られるので全然楽しくなくて(笑)
我が家の場合はふつうに1Pとしてマリオだけでほとんど遊びました。
小さいお子さんと遊ぶときとか、大人が手助けするときなんかは、
帽子を2Pとして分けてもいいかもしれないです。
ゲームができる子ども二人でマリオと帽子にわかれて遊ぶ場合、帽子側が暇すぎてケンカになりそうな気がします😅
まとめ:評価は★★★★★
私の知ってるマリオではなかったので、やる前はちょっと怪訝に思っていたのですが、
やってみて100%正解でした。
想像の5倍くらいおもしろかった。
「マリオの世界」じゃない世界をマリオになって縦横無尽に駆け回る。
あれこれ謎解きをクリアしていく。
アイテムをコンプする。
とにかく内容の密度がすごくて、ほんとに楽しいです。
いい点しか見つかりませんが、悪い点をしいて挙げるなら、
「淡々とステージをクリアしていきたい」「従来の横スクロールのマリオがやりたい」という人には、内容が重厚すぎてめんどくさくなってしまうかもしれないですね(^^;)
でも個人的にはめちゃくちゃおすすめですので、ぜひ遊んでみてほしいです!!
・ ・ ・
もうすぐ、マリオの新作ゲームが2つも発売になります!楽しみ!
こちらは馴染みのある(笑)横スクロールタイプなので、だれでも楽しめそうですね。
新垣結衣さんのCMがかわいすぎて、さらに楽しみ・・・!
こちらは、もとはかなり昔のゲームみたいなのですが、
夫がすごくおもしろかったから絶対やりたい!と楽しみにしています。
両方買う予定なので、遊んだらまた感想を書きたいと思います^^