ふだんケーキばかり食べている私ですが、和菓子も洋菓子も同じくらい好きです。
そして、
小麦粉と卵とあれやこれやで洋菓子の値上げ幅がエグすぎるので、最近は和菓子にシフトしつつあります。
(どのお店も、便乗値上げじゃないことを祈ります)
(和菓子も値上げしてるとこあるけどね)
で、以前から気になっていた和菓子がありまして、それがこちら↓
「あも」という名前のお菓子でございます。
なんかぽってり?した名前でかわいいですよね(笑)
滋賀県の「叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)」という老舗和菓子屋さんのお菓子で、お店はわりと全国各地にあります。
今回買ったのは”こしあん”だったのですが、他にも、
つぶあん、桜、よもぎなど、季節ものも含めて何種類か売られています。
・ ・ ・
箱を開けるとこんなかんじ。
箱の中に箱があり、それが直接「あも」をつつむケースになっていますね。
上にもフィルムが乗せられています。
・・・が、「思ったより”そのまんま”入ってるな(^^;)」という感じ。
上部はフィルムがあるとはいえ、密封されていないので外気は入り放題ですし、
こういうパターンちょっぴり衛生的に気になる私・・・
ともかく、外の包みも渋くて和ってかんじですが、中身も渋くて、一見すると完全に水ようかんの板ですね。
これ、お店で見かけたときからずっと、
「どういう食感のどういうお菓子なんだろ?」というのが気になっていました。
お店においてある見本って、ちょっとまわりがきんつばor琥珀糖みたいになっているというか、
乾燥させて「皮」っぽくなっている、もしくは砂糖が結晶化してシャリシャリしている感があったので、
噛んだ時に弾力?というか、外側と内側でちがう食感が楽しめるお菓子だと勝手に思っていました。
が、実際はまったく違って、完全に水ようかんですね!
(というよりようかんと水ようかんの間くらいの固さ。外側の食感の違いはないです)
そして切ってみると、中には・・・
ものすごいとろんとしたお餅が入ってます!
これも実は想像していたのと違って、
もうちょっとお餅お餅したもの(おはぎの中身みたいな)が入っていると思っていて、
「どんな食感なんだろ?」と気になっていたのですが、
ようかん部分もおもち部分も、想像の3倍くらいやわらかい!(笑)
おもちは本当にとろっとろで、
切ったそばからぷに~っと横に出てくるくらいのやわらかさです。
おもちというか、きゅう肥?羽二重もち?って感じですね。
ちなみに、折りたたみ式の箱に入っているおかげで、切るときにまな板が汚れなくてGoodです😊
包丁にやわらか~いおもちが引っ付いて出てきちゃうので、包丁を水で濡らして切った方がいいかもです。
・ ・ ・
実際食べてみた感想としては・・・
おいしい!
・・・けど食べにくい!😂
一口サイズに切りたいんだけど、おもちがやわらかすぎて切れない。
あんこ部分もやわらかいので、ぼろぼろのぐずぐずになる。
上手いことフォークで刺して、丸かじりするのがいいのかもしれないです。
あんこ部分はしっかり甘いのですが、とっても上品な甘さでした。
そしておもち部分もなめらか~な食感で、あんこ部分との相性ばっちり。
緑茶とものすごく合いますね。苦めのお茶といっしょに食べたいかんじ。
ただ、私の個人的な意見ですが、
先述のとおりちょっと思ってた食感と違ったのもあって、
なんとな~く物足りないというか、途中で飽きちゃう感はありました💦
というより、こしあんだからより単調すぎたのかも?
こしあんよりも粒あんの方が、食感のアクセントもあっておいしく食べられる気がします。
・ ・ ・
賞味期限は、製造日から26日とのことなので、
お店で買って手土産などにするとしたら、3週間くらいですかね。
ご年配の方へのプレゼントにはとてもいいかもしれません。
見た目も高級感あるし、シンプルで渋めの和菓子がまちがいないと思います。
もし、だれかへの贈り物や手土産にする場合は、「あも」本体よりも、
「あも歌留多」という商品がおすすめです!
(叶 匠壽庵公式HPより)
「あも」をカットして、百人一首の絵柄が描かれたかるた型のもなかに挟んで食べるんです。
この百人一首柄のもなかが、すごい細かくてきれいなんですよね~!
渋い「あも」が一気に華やかになるし、贈り物として特別感ありますよね♪
そして何より、
ちょっと味が単調な「あも」も、もなかに挟むことで食感と香ばしさがプラスされるので、
絶対こっちのほうがおすすめです(笑)
・ ・ ・
ちなみに同じあんこ系?の和菓子では、私は断然こちらの「山清水」がイチ押し✨
いまだにブームが去りません。ずっと食べたい。